「オックス生地でマスクを作ったけど、息苦しくて長時間付けていられない」といった経験はございませんか?
手作りマスクの生地といえば「ダブルガーゼ」が主ですが、ダブルガーゼが手に入らない時期があり、割と手に入れやすいオックス生地や他の生地で代用した方も多いと思います。
ガーゼ以外の生地で作った手作りマスクは、それぞれお好みの柄や形で作ることが出来ますが、布の選び方や作り方によっては着用時に「息苦しい」といった問題も出てきます。
ここでは、オックス生地やシーチング生地などをダブルガーゼの代用品として使ったマスクが、着用時に苦しくならないような解決方法をまとめました。
オックス生地などのマスクが息苦しいのは生地のせい?
手作りマスクに適した生地は、肌触りの良いガーゼやダブルガーゼが適していると言われますが、オックス生地やシーチング生地などで代用することも可能で、
家にある着なくなったTシャツや肌着など、どんな生地を使っても作ることが出来るのが手作りマスクの良いところです。
しかし、通気性の面でいうとオックス生地やシーチング生地は、ガーゼ生地に比べるとどうしても「息苦しい」という問題が出てきます。
オックス生地やシーチング生地も”綿生地”ですが、その他にも様々な綿生地があり、それぞれ生地の厚みによって呼び方が変わります。
以下の生地は上から順に「薄い綿生地」で、下に行くにつれて「厚みのある綿生地」となっています。
- ローン
- ブロード
- シーチング
- CBポプリン
- オックス
- カツラギ
- 綿麻キャンバス
- 帆布
実際私も手芸コーナーで薄めの綿生地を購入してマスクを手作りしたのですが、生地を重ねすぎたせいでかなり息苦しいマスクになってしまいました。
そこで、息苦しさを解消するために重ねる生地を少なくしてみると、今度は何ともペラペラで心許ない感じになってしまい、なかなか上手くいきません。
オックス生地のみでマスクを手作りした方がいらしたのですが、以下のようにSNSに投稿されていました。
やっと布が届いたので
— くらうどちん (@miyamacjj) May 2, 2020
初めてプリーツ型マスクを作った😷
オックスは少し硬いのでマスクに向かないかも💦#手作りマスク #StayHome#明日はガーゼで作るぞ✊ pic.twitter.com/aX2PTFJWRe
オックス生地は厚みがある分、加工しやすく取り扱いが簡単で、さらには可愛い柄やオシャレな柄、シンプルなデザインなど色々と選べることから人気のようですが、
実際にオックス生地マスクをつけるとなると、見た目重視で苦しいのを我慢する状態になることが多いようです。
手作りマスクの息苦しさを解消するには?
手作りマスクの息苦しさを解消するのに良い方法はないものかいくつか調べたところ、方法としてはやはり「生地の見直し」と「マスクの大きさや形を変える」方法が良いようですね。
また、時期的に気温が上がって暑くなってくると熱中症も心配になってきますので、その対策も必要になってきます。
マスクを手作りされている方のアイデアを一部ご紹介しますと、皆さんかなり工夫されている様子が伺えます。
今さらだけど、6月からの出勤に向けてマスク作りました。白のさらしで作ったら、気持ちいいです。これで夏も快適😆 5つ作って2つ家族にあげました。#手作りマスク pic.twitter.com/to25fGpl2g
— ルピナス (@shiroyagi53) May 23, 2020
熱中症対策でエアリズムを使ったマスク完成。
— sherio (@s_sherio) May 15, 2020
外側はシーチング素材とクールニットの2パターン。
どちらもヒンヤリ、熱がこもらず。
まだまだマスクは手放せそうにないこの夏、なんとかこれで乗り切ってもらおう。#夏用マスク #手作りマスク pic.twitter.com/ZIdubsNF88
先日作った裏地をエアリズムにした手作りマスク、なかなか快適。
— しおさん (@shiosan_shiosan) May 26, 2020
蒸れないし、もともと肌着の生地だから顔への肌触りも◎ #手作りマスク #裏地をエアリズムにしたら快適 pic.twitter.com/HIuYmfCCbJ
日本のお友だちから朗報が🎶
— 六草いちかの気になる毎日 (@rokusouichika) May 25, 2020
先日話題のユニクロの「エアリズム」素材のマスク、自分で縫えるって♥
☝️コツ
📌一回り小さくカットして引っ張りながら縫う。
📌中心も縫い合わせる。
(そうしないと生地が鼻と口に張りつき息苦しい!)
汗もすぐにひんやり冷えて快適だそうです♥#手作りマスク pic.twitter.com/lOU9wcj2bk
調べていると、どうやらオックス生地のみやシーチング生地のみでマスクを作るのではなく、
「表面はオックスやシーチングなどの厚みのある生地で、裏面は柔らかい生地」で生地を重ねすぎないで作る方法が一番良さそうです。
また、さらしやアイスコットンなどの夏向け生地を使ってマスクを作るのも良さそうですね。
まとめ
手作りマスクは、一度作ってしまえば「繰り返し何度も洗って使える」ため、マスクが売っていなくて手に入らない時やマスクの購入費用など経済的な負担を少なく済ませたい時などに適しており、
お気に入りの柄や自分の顔の大きさに合わせて作ることが出来る点でも優れています。
しかし、実際に使ってみると「息苦しい」や「暑くて蒸れる」といった問題がありますが、手作りマスクを愛用している方々により、日々手作りマスクの改善や改良などが繰り返され、より快適な手作りマスクへと変化していますので、
- オックスやシーチング生地のみでマスクを作る場合は生地を重ねすぎない
- 厚みのある生地でマスクを作る時は、裏面を柔らかい生地で合わせると良い
- オックスやシーチングは冬用として、季節に合わせた生地の見直しも考慮
これらの方法でご自身にあった手作りマスクを作ってみてくださいね!