オックス生地を使ってマスクを作るのに適した型紙や生地の選び方はあるのでしょうか?
割と手に入れやすく柄の種類も豊富なオックス生地は、取り扱いも簡単でミシンが無くても手縫いで手軽に作れるのが良いところです。
作り方が一番簡単な定番のシンプルスタイルのマスクや、少し難易度は上がりますが見た目がオシャレなプリーツマスク、顔にしっかりフィットする立体型マスクなど、
それぞれ形別でオックス生地を使ったマスクの作り方をご紹介します。
オックス生地マスクに適した布の選び方
オックス生地と言えば、身近でなじみのあるものに例えると、男性用のYシャツが該当するでしょうか。(オックスフォードシャツなど)
また、お子さんの保育園や幼稚園入園でお母様方が用意するコップ入れや体操服入れなどの生地を想像していただけると分かりやすいかと思います。
意外と厚みがあってしっかりしている生地と思われることが多いですが、オックス生地は織る際に使用した糸の太さで多少質感が変わります。
綿100%で通気性に優れており、丈夫で加工しやすいことがオックス生地の良い点なのですが、
オックス生地でマスクを作る際に生地を重ねすぎてしまうと、「息苦しい」という問題が出てしまうので、その点を注意すればお好みの柄と形で素敵なマスクを作ることが出来ます。
定番のシンプルマスクの作り方
定番のシンプルマスクは、布を切って折り込み、両端のゴムを通す部分を縫うだけで完成する簡単なマスクです。
マスクの作り方で一番分かりやすかったのは、こちらの動画です。
動画の最初で紹介されているのが定番のシンプルなマスクの作り方で、ミシンを使わずに両端を縫うだけで完成する、簡単なものとなっています。
【用意するもの】
後半ではミシンを使ったプリーツマスクに、ノーズワイヤーを入れたマスクの作り方を紹介されています。
また、可愛らしくマスクにワッペンを付けるアイデアも、簡単に真似出来るのでおすすめです!
プリーツマスクの作り方
プリーツタイプのマスクは、アイロンでしっかり折り目を付けて縫うことがポイントです。
私もプリーツタイプのマスク作りに挑戦したのですが、不器用なためアイロンで折り目を付けるところで挫折しました…。
プリーツマスクの作り方で分かりやすい動画を探したところ、こちらのYouTube動画が分かりやすかったのでご紹介します。
こちらの動画では、オックス生地ではなくシーチング生地(オックスよりも薄手です)を使っていますが、オックス生地でも同じように作れます。
【用意するもの】
表生地(マスクのゴム紐を通す両端部分)13cm×5cmを2枚
裏生地(裏面はガーゼなど柔らかい生地で)19cm×17cm
ノーズワイヤー 10cm
ゴム紐 28cmを2本
こちらの動画でもノーズワイヤーが使用されていますが、「無くてもいいかな」という場合には無理に付けなくてもいいと思います。
ただ、ノーズワイヤーがない分フィット感が薄まる可能性はありますが、洗濯する時にワイヤーを気にせずに済む点が良いところでしょうか。
立体型マスクの作り方
定番のシンプルマスクやオシャレなプリーツマスクに比べると、立体型マスクは顔にぴったりフィットするので、隙間なくマスクを着用したい方におすすめな形です。
こちらのタイプですとノーズワイヤーが要りませんので、鼻にワイヤーが当たって痛くなるということもありません。
こちらの動画で紹介されている立体型マスクは、型紙の作り方まで丁寧に説明されており、とても分かりやすくまとめられています。
ミシンを使った方が手早く仕上げることが出来ますが、手縫いでも可能です。
動画内で使用している布は”ポリエステル(トイニット)”でとても柔らかなものですが、オックス生地で代用することも出来ます。
ポリエステル生地で作る立体型マスクはその柔らかさゆえに「くたっとした印象」がありますが、張り感のあるオックス生地の立体型マスクですと、呼吸をするたびに鼻や口に張り付いて息がしにくいといったことはないと思います。
【用意するもの】
マスク用の生地
ゴム紐 30cm~33cmほど
まとめ
マスクを手作りする時は、決まってガーゼやダブルガーゼなどの肌当たりが良い生地が定番となっていましたが、今ではすっかり「どんな生地でも代用出来る」が定着した印象を受けます。
オックス生地もそうですが、オックス生地よりも厚みのあるデニム生地でマスクを作った方もいらっしゃるので、
マスクもファッションアイテムの一つになりつつあるようですね。
今回ご紹介した「マスクの作り方」以外にも、たくさんの作り方動画がありますので、ぜひお好みの形や作り方を探して、マスク作りを楽しんでくださいね!