新型コロナウイルスの影響により、アルコール噴霧利用による霧吹きやスプレーボトルが品薄状態となっています。
以前は100円均一などで手軽に手に入れることが出来ていましたが、品薄となっている今は別の物で代用することを考えなくてはいけなくなりました。
ここでは、霧吹きスプレーの代用品となるものや、消毒用のアルコールを詰め替えて使用出来る代用品をご紹介します。
霧吹きスプレーの代用品となるのは?色々なアイデア

100円均一などで安く手軽に買えていた霧吹きやスプレーボトルが、新型コロナウイルスの影響で急激に需要が高まっており、
園芸用や化粧水用のボトルなど、ありとあらゆるスプレーボトルが現在品薄でなかなか手に入りにくい状況が続いています。
空の容器やボトルが手に入らない時に代用品となるのは、
- ファブリーズやリセッシュなどの空き容器
- スプレータイプ洗剤の空き容器
- スプレーボトルに入った化粧水などの空き容器
など、空き容器をきれいに洗って乾かしてから使えば、立派な代用品となりますが、
一番の問題点は「中身を使い切らなければならない」ことです。
別の容器に移し替えて容器を空けることも出来ますが、本来スプレーで使う商品をスプレーボトル以外で使用するには、ちょっと使い勝手が悪いですよね。
その他の方法としては、調味料が入っていた容器や掃除用品のスプレーボトルを代用するなど、色々なアイデアがあります。
アルコール詰め替えに適さないスプレーボトルに注意!

100円均一やホームセンターなどで売っている霧吹きやスプレーボトルの中には、消毒用のアルコールを詰め替えるのに適さない商品があります。
商品の品質表示に「PET(ポリエチレンテレフタラート)」と表示された商品はアルコールに弱く、容器が変質する恐れがあるため適しません。
そのため、飲料が入ったペットボトルの代用も避けた方が良いです。
また、品質表示に「PE(ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)・PVC(ポリ塩化ビニル)」と表示されていた場合、
比較的アルコールには強い素材ですが、注意事項に
- 水以外は使えません
- アルコール不可
- 高濃度のアルコールは不可(アルコール濃度80%以上)
と記載されている場合には、注意が必要です。
プラ容器以外で代用出来るスプレーボトルは?
プラスチックの容器ですと、消毒用のアルコールを詰め替える際はアルコール対応かどうかをチェックしてから使わなければならず、
チェックせずにアルコール対応外の容器に詰め替えてしまうと、容器の変形や破損の恐れがあるので大変危険です。
もし、アルコールに対応した容器が手に入らない場合には、「ガラス容器」で代用することも可能です。
100円均一でも調味料容器のコーナーなどに並んでいますが、密閉出来るガラス容器や、化粧品コーナーにある香水を詰め替えるアトマイザーなどがおすすめです。
ガラス容器のフタはステンレスで出来ているものが好ましく、アルミでもOKですが、こちらは長時間アルコールに浸水させなければ使っても大丈夫です。
アトマイザーはプラスチックタイプではなく、ガラスの容器を選ぶようにしてください。
アトマイザーはスプレータイプで容器も小さく、頻繁に詰め替える必要はあるかもしれませんが持ち運びに便利です。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で、アルコールによる手指の消毒利用で急激に需要が高まった霧吹きやスプレーボトルですが、
周りをよく見れば代用出来る品物は案外多くあります。
消毒用の濃度が高いアルコールを別容器に詰めかえる時は、アルコールに対応しているかどうかのチェックは欠かさずに使用してくださいね!